スズメバチ駆除の専門店として、福島県郡山市に2008年1月1日にルイワン蜂・害虫駆除センターを設立しています。これまでルイワン蜂・害虫駆除センターがスズメバチやハチを駆除してきた事例を中心に紹介しています。

800写真-ルイワンのハチ駆除原図@.jpg

2007年07月21日

スズメバチの捕虫数が減少―福島県郡山市でのトラップ捕虫実績―

福島県郡山市2007年7月15日のスズメバチのトラップによる捕虫実績は、 

郡山市
街地で、キイロスズメバチ:3頭、コガタスズメバチ:1頭、エントツドロバチ:6頭 

郡山こどものもり公園で、
オオスズメバチ:1頭、コガタスズメバチ:3頭。 

この時期は、台風が接近するなど不安定な天気が続いていました。このようなことが捕虫の減少につながったのかもしれません。

  07.7.16こども.jpg
トラップに捕虫されたスズメバチと他の昆虫類(福島県郡山市にあるこどものもり公園。2007年7月15日調査分)―写真左側で上からオオスズメバチ、コガタスズメバチ―


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会津若松市、いわき市、郡山市、福島市、喜多方市、須賀川市、白河市、田村市、本宮市、二本松市、伊達市など福島県内でスズメバチ、アシナガバチ、ミツバチなどのハチ駆除は、ルイワン 蜂・害虫駆除センターにおまかせください。

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2007年07月20日

スズメバチの働き蜂の捕虫が増加―福島県郡山市でのトラップ捕虫実績―

福島県郡山市2007年7月8日のスズメバチのトラップによる捕虫実績は、 

郡山市
街地で、コガタスズメバチ:2頭、キイロスズメバチ:3頭、ヒメスズメバチ:1頭、キアシアシナガバチバチ:4頭、エントツドロバチ:33頭、スズバチ:1頭。

郡山こどものもり公園で、
オオスズメバチ:2頭、キイロスズメバチ:4頭、ヒメスズメバチ:1頭、エントツドロバチ:3頭、ムモンホソアシナガバチ:1頭 

この日は、ニイニイゼミが鳴いていました。まだ捕虫されていないセミが好物のモンスズメバチも、そろそろ出番かもしれません。

 子供全体07.7.8.jpg 
トラップに捕虫された多数の昆虫類(福島県郡山市にあるこどものもり公園。2007年7月8日調査分)

  子供スズ07.7.8.jpg
トラップに捕虫されたスズメバチと他の昆虫類(福島県郡山市にあるこどものもり公園。2007年7月8日調査分)―写真左側で上からオオスズメバチ、キイロスズメバチ、ヒメスズメバチ、エントツドロバチ、ムモンホソアシナガバチ―


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posted by スズメバチ博士 at 22:31| Comment(0) | TrackBack(0) | スズメバチの生態 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年07月01日

スズメバチの働き蜂が捕虫されはじめました―福島県郡山市でのトラップ捕虫実績―

福島県郡山市2007年7月1日のスズメバチのトラップによる捕虫実績は、 

郡山市
街地で、コガタスズメバチ:1頭、キイロスズメバチ:2頭、アシナガバチバチ:1頭、エントツドロバチ:65頭。

郡山こどものもり公園で、
オオスズメバチ:1頭、キイロスズメバチ:1頭、コガタスズメバチ:3頭、ヒメスズメバチ:4頭、エントツドロバチ:7頭
 

スズメバチの女王蜂が育てた働き蜂がトラップで捕虫されはじめました。キイロスズメバチの働き蜂は、女王蜂と比較すると顕著に小さいばかりかアシナガバチより小さい。この時期に羽化してくるキイロスズメバチの働き蜂とアシナガバチは、形も似ているので瞬間的に区別することが難しいかもしれません。

本ブログのカテゴリ「スズメバチの種類とその特徴」に「スズメバチとアシナガバチの見分け方」がありますのでを参照してください。
 

一方、福島県郡山市にある神社のお宮軒下のコガタスズメバチの巣は、今日(7月1日)も逆トックリ形をしており、働き蜂の羽化はまだのようです。
 
7.7.1こどもの森.jpg 
トラップに捕虫された多数の昆虫類(福島県郡山市にあるこどものもり公園。2007年7月1日調査分)

 
7.7.1こどものスズメバチ.jpg 
トラップに捕虫されたスズメバチと他の昆虫類(福島県郡山市にあるこどものもり公園。2007年7月1日調査分)―写真左側で上からオオスズメバチ、コガタスズメバチ、ヒメスズメバチ、キイロスズメバチ、エントツドロバチ― 
7.7.1キイロスズメバチ、アシナガバチ.jpg
キイロスズメバチの女王蜂、キイロスズメバチの働き蜂、アシナガバチの形状比較(郡山市街地で採取)―左端がキイロスズメバチの女王蜂(5月27日採取)、まん中の2頭がキイロスズメバチの働き蜂(7月1日採取)、右端がアシナガバチ(7月1日採取)―


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posted by スズメバチ博士 at 22:01| Comment(0) | TrackBack(1) | スズメバチの生態 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年06月28日

スズメバチの捕虫数がやや増加傾向にあり―福島県郡山市でのトラップ捕虫実績―

福島県郡山市2007年6月24日のスズメバチのトラップによる捕虫実績は、 

郡山市
街地で、オオスズメバチ:1頭、キイロスズメバチ:1頭、コガタスズメバチ:1頭、ヒメスズメバチ:1頭、エントツドロバチ:9頭。

郡山こどものもり公園で、
オオスズメバチ:3頭、キイロスズメバチ:4頭、コガタスズメバチ:4頭、ヒメスズメバチ:4頭、エントツドロバチ:34頭 

先週のスズメバチの捕虫数は減少傾向にありましたが、今週はやや増加傾向にあります。そろそろスズメバチの女王蜂が育てた働き蜂が羽化する時期です。


福島県郡山市
にある神社のお宮軒下のコガタスズメバチの巣は、今日(6月28日)も逆トックリ形をしており、働き蜂の羽化はまだのようです。でも、郡山市も梅雨に入りましたが、暑い日が続いておりスズメバチの女王蜂が育てている働き蜂が急激に成長することでしょう。

 
 07.6.24こどものもり.jpg
トラップに捕虫されたスズメバチと他の昆虫類(福島県郡山市にあるこどものもり公園。2007年6月24日調査分)―写真左側で上からオオスズメバチ、コガタスズメバチ、ヒメスズメバチ、キイロスズメバチ、エントツドロバチ―
posted by スズメバチ博士 at 20:49| Comment(0) | TrackBack(0) | スズメバチの生態 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年06月18日

コガタスズメバチの巣を発見―福島県郡山市のコガタスズメバチの巣―

コガタスズメバチの巣を福島県郡山市で新たに発見(2007年6月18日)。コガタスズメバチの典型的な逆トックリ形の巣が軒下に造られていました。巣の大きさは、今まで経過報告している郡山市の神社のお宮の軒下に造られた巣よりも小さいのですが、少し長い。コガタスズメバチの巣の大きさは、巣を造る女王蜂によってさまざまのようです。

07.6.18郡山.jpg 
コガタスズメバチの巣(2007年6月18日)―福島県郡山市で軒下に見つけたコガタスズメバチの巣―
posted by スズメバチ博士 at 23:55| Comment(0) | TrackBack(0) | スズメバチの生態 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年06月17日

スズメバチの捕虫数が減少―福島県郡山市でのトラップ捕虫実績―

福島県郡山市2007年6月17日のスズメバチのトラップによる捕虫実績は、 
郡山市街地で、キイロスズメバチ:1頭、エントツドロバチ:12頭。
郡山こどものもり公園で、ヒメスズメバチ:2頭、キイロスズメバチ:1頭、ムモンホソアシナガバチ:3頭。

スズメバチの捕虫数は、これから増加してゆくと考えてましたが、逆に減少しています。スズメバチの巣では、女王蜂が卵からふ化した幼虫を育てるのに大忙しの時期。おそらく、女王蜂の行動は、幼虫の餌となる昆虫などの狩りが中心となり、樹液などには関心が薄くなっているのかもしれません。これが、トラップへの誘引数が少なく、その結果として捕虫数が少なくなっている理由かも。

07.6.17こどものもり.jpg
トラップに捕虫されたスズメバチと他の昆虫類(福島県郡山市にあるこどものもり公園。2007年6月17日調査分)―写真左側で上から
キイロスズメバチの女王蜂、ヒメスズメバチの女王蜂、ムモンホソアシナガバチ―
posted by スズメバチ博士 at 21:37| Comment(0) | TrackBack(0) | スズメバチの生態 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年06月10日

スズメバチの種類が豊富になってきました―福島県郡山市でのトラップ捕虫実績―

福島県郡山市2007年6月10日のスズメバチのトラップによる捕虫実績は、 

郡山市
街地で、コガタスズメバチ:2頭。

郡山こどものもり公園で、オオスズメバチ:4頭、ヒメスズメバチ:3頭、キイロスズメバチ:1頭、シダクロスズメバチ:2頭、ムモンホソアシナガバチ:4頭。
 

雑木林が多い郡山こどものもり公園では、採取されるスズメバチの種類が豊富になってきました。ヒメスズメバチは、アシナガバチの巣を襲って幼虫の体液をえさにします。アシナガバチもトラップで捕虫されているので、ヒメスズメバチのえさも豊富だということでしょうか。

07.6.10子供森.jpg 
トラップに捕虫されたスズメバチと他の昆虫類(福島県郡山市にあるこどものもり公園。2007年6月10日調査分)―写真左側で上からオオスズメバチの女王蜂、ヒメスズメバチの女王蜂、キイロスズメバチの女王蜂、シダクロスズメバチの女王蜂、ムモンホソアシナガバチの女王蜂―
posted by スズメバチ博士 at 22:31| Comment(0) | TrackBack(0) | スズメバチの生態 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年06月09日

コガタスズメバチの巣が典型的なトックリ形で完成―福島県郡山市のコガタスズメバチの巣―

コガタスズメバチの巣を福島県郡山市の神社のお宮の軒下に発見(2007年5月26日)してから14日目(6月9日)、コガタスズメバチの女王蜂が典型的なトックリ形の巣に仕上げました。コガタスズメバチの女王蜂があっという間にトックリ形の巣を完成し、その建築スピードに感嘆。

 
07.6.9完成郡山コガタ.jpg 
コガタスズメバチの巣のその後 ―福島県郡山市にある神社のお宮の軒下で発見してから14日目(2007年6月9日)―
posted by スズメバチ博士 at 23:22| Comment(0) | TrackBack(0) | スズメバチの生態 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年06月07日

コガタスズメバチの女王蜂が巣形をトックリ形に整形開始―福島県郡山市のコガタスズメバチの巣―

コガタスズメバチの巣を福島県郡山市の神社のお宮の軒下に発見(2007年5月26日)してから11日目(6月6日)、コガタスズメバチの女王蜂が巣の外被をトックリ形に整形しはじめました。コガタスズメバチの巣は、逆トックリ形なので他種と容易に区別がつきます。
 
07.6.6巣造りコガタ女王蜂郡山.jpg
コガタスズメバチの巣のその後 ―福島県郡山市にある神社のお宮の軒下で発見してから11日目(2007年6月6日)―

コガタスズメバチの巣は、トックリ形であることで巣内が保温され,外敵の侵入防止にもなると思われます。この巣のトックリ形は、働き蜂が羽化してくるまで維持されます。


そして、コガタスズメバチの働き蜂が羽化してくると、トックリ形の先端部がかじりとられ球状になり,巣の出入り口も真下から巣の側面につくられます。

 

コガタスズメバチの巣がトックリ形をしているかぎり、巣の中の成虫は、女王蜂1頭だけなのです。コガタスズメバチの巣がトックリ形であれば、コガタスズメバチの巣は、ほとんど危険がなく駆除できます。


ところが、トックリ形の先端部がかじりとられ球状になった巣には、コガタスズメバチの羽化した働き蜂がいることから、コガタスズメバチの巣の駆除は、一気に危険性が高まることになります。
posted by スズメバチ博士 at 12:13| Comment(0) | TrackBack(0) | スズメバチの生態 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年06月06日

スズメバチの幼虫がスクスク育っています―福島県郡山市のコガタスズメバチの巣―

コガタスズメバチの巣を福島県郡山市の神社のお宮の軒下に発見(2007年5月26日)してから7日目(6月2日)、コガタスズメバチの巣の外被の入り口が細くなり、トックリ形のコガタスズメバチ特有の巣形になるのも、もうすぐです。

07.6.2コガタ巣郡山.jpg
コガタスズメバチの巣のその後 ―福島県郡山市にある神社のお宮の軒下で発見してから7日目(2007年6月2日)― 


コガタスズメバチの巣盤の中央にある育房室では、幼虫がスクスクと大きくなっています。巣盤の端にある育房室の卵は、まだふ化していない。
  

07.6.2コガタ幼虫郡山.jpg
コガタスズメバチの巣盤にある育房室は、スクスク育つ幼虫とふ化前の卵が混成(2007年6月2日、福島県郡山市)
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2007年06月03日

オオスズメバチ,キイロスズメバチを捕虫―福島県郡山市―

福島県郡山市における6月3日のスズメバチのトラップによる捕虫実績は、
郡山市
街地で、オオスズメバチ:1頭。
郡山こどものもり公園で、オオスズメバチ:3頭、キイロスズメバチ:2頭、ムモンホソアシナガバチ:1頭。
なお、ムモンホソアシナガバチは、このトラップで昨年も捕虫されています。

 
こどものもり07.6.jpg 

トラップに捕虫されたスズメバチと他の昆虫類(福島県郡山市にあるこどものもり公園。2007年6月3日調査分)―写真左側で上から、オオスズメバチの女王蜂、キイロスズメバチの女王蜂、ムモンホソアシナガバチの女王蜂―

posted by スズメバチ博士 at 23:00| Comment(0) | TrackBack(0) | スズメバチの生態 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年05月31日

スズメバチの女王蜂が産んだ卵がふ化し始める―福島県郡山市のコガタスズメバチの巣―

コガタスズメバチの女王蜂が産んだ卵がふ化し始めました。コガタスズメバチの巣を福島県郡山市の神社のお宮の軒下に発見してから5日目の今日(2007年5月31日)、コガタスズメバチの巣の状況を観察してきました。コガタスズメバチの巣の外被は少し大きくなり、育房室の数が1個増えて16個ありました。
 
コガタ大きくなった巣郡山07.5.jpg 
コガタスズメバチの巣のその後 ―福島県郡山市にある神社のお宮の軒下で発見してから5日目(2007年5月31日)― 
 


コガタスズメバチの巣盤の中央にある育房室の卵がふ化していました。巣盤の端にある卵は、まだふ化してないようです。
 孵化直後コガタ幼虫郡山07.5.jpg 
コガタスズメバチの女王蜂によって産み付けられた卵から幼虫がふ化(2007年5月31日、福島県郡山市)

スズメバチの女王蜂は、巣盤の柄に体を巻きつけるようにしてとまり、女王蜂の太い腹をたえずアコーディオンのように伸び縮みして発熱して巣盤の屋根(育房室の後ろ)を温め、育房室に産んだ卵を保温します。 

写真をみると巣盤の屋根にコガタスズメバチの女王蜂が隠れるように翅だけ出している姿がみえますが、コガタスズメバチの女王蜂は、身を隠しているのではなく、この発熱行動をしているものと思われます。

このスズメバチの発熱行動で熱が伝導しやすい位置である巣中央にある育房室の卵からふ化してくるのかもしれません。
 


スズメバチの女王蜂は、大忙しです。巣をつくり続け、卵を産み、卵から幼虫がふ化してくれば幼虫の餌を運ばなければなりません。休憩のような時間も、お腹をたえずアコーディオンのように伸び縮みして発熱して巣盤の屋根を温めているのでしょうか。

参考文献:『スズメバチはなぜ刺すか』(松浦誠著,北海道大学図書刊行会)

posted by スズメバチ博士 at 21:33| Comment(0) | TrackBack(0) | スズメバチの生態 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年05月29日

スズメバチの女王蜂が巣を造り始めてます―福島県郡山市のコガタスズメバチの巣―

スズメバチの巣を福島県郡山市にある神社のお宮の軒下に発見しました(2007年5月26日)。コガタスズメバチの巣です。コガタスズメバチの女王蜂は、5月20日から郡山市の市街地に設置したトラップで捕虫されはじめています。

オオスズメバチ、コガタスズメバチ、キイロスズメバチ、モンスズメバチも郡山市のトラップで、もうすでに捕虫されているので、郡山市でも本格的なスズメバチの巣づくりシーズンに突入です。


コガタスズメバチの巣は、風雨や直射日光を遮断している軒下のベストポジションに作っていました。それを裏付けるように、すぐ隣には、1〜2年前に造られたと思われる古い壊れたスズメバチの巣が並んでいます。昨年、福島県本宮市にある神社のお宮の軒下で見つけたコガタスズメバチの巣も全く同じポジションにありました。
           

 郡山お宮軒下コガタ07.jpg   
コガタスズメバチの巣を福島県郡山市にある神社のお宮の軒下に発見(2007年5月26日)―コガタスズメバチの巣(上)、古いスズメバチの巣(下)― 

名古屋市11,722件のコガタスズメバチの例では,79.6%が樹木に,残り14.0%が軒下に巣を作っていたと報告されています(「都市のスズメバチ」より)。このことから、コガタスズメバチの巣が高頻度で作られる樹木にも巣作りが開始されていると推定されます。 
 


コガタスズメバチの巣の中は、まだ、むきだしになっており、六角形の15個の育房室の中には、女王蜂によって1個ずつ卵が産み付けられています。

郡山市コガタスズメバチの巣と女王蜂(2007.5.jpg 
コガタスズメバチの巣の中がむきだしになっており(営巣初期)、コガタスズメバチの女王蜂によって産み付けられた卵が育房室の中に見える(2007年5月26日、福島県郡山市)

越冬を終えた女王蜂は5月の営巣開始から,最初の働き蜂が羽化するまで,女王蜂が単独で巣作りと子育てをします.この巣は、まだ巣の中がむきだしになっていますが、これから女王蜂は、巣の内部がみえなくなるように、少しずつトックリを逆さにしたような形の巣に仕上げてゆきます。

posted by スズメバチ博士 at 11:50| Comment(0) | TrackBack(0) | スズメバチの生態 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年05月27日

オオスズメバチは多数捕虫,コガタスズメバチとキイロスズメバチもボチボチ捕虫

福島県郡山市の市街地における各調査日のスズメバチの捕虫実績は、以下のようでした。
 

○5月20

  オオスズメバチ:1頭、コガタスズメバチ:1頭
 

○5月27 
  オオスズメバチ:9頭、コガタスズメバチ:2頭、
  キイロスズメバチ:1頭 

オオスズメバチの捕虫が顕著に増加。コガタスズメバチと思われる女王蜂が卵を産みつけている巣を近くの神社で発見。コガタスズメバチも活動が活発になってるもよう。キイロスズメバチも捕虫されはじめました。

越冬から目覚めたスズメバチの女王蜂たちは、樹液などを舐めて越冬中に消耗した体力を回復させながら単独で巣つくりと子育てを始めています。 


スズメバチ類の発生消長の調査場所を1か所増やしました。郡山市にある広大な雑木林をもつ郡山こどものもり公園に2007年5月13日に捕虫器(トラップ)を設置しました。トラップは、雑木林の中に設置したので肌で感じる温度が日当たりの良い場所よりひんやりした感があります。
 
     子供の森公園にトラップ設置.jpg 
スズメバチのトラップを2007年5月13日に福島県郡山市にある郡山こどものもり公園の雑木林の中に設置 


郡山こどものもり公園における各調査日のスズメバチの捕虫実績は、以下のようになりました。
 

○5月20

  スズメバチの捕虫はなし。
 

○5月27
  オオスズメバチ:1頭、キイロスズメバチ:1頭、

  ネズミ:1頭            

スズメバチがひんやりとした雑木林の中でも、やっと捕虫されるようになりました。スズメバチの飛翔活性と環境温度に密接な関係がありとすれば、雑木林での捕虫がやっと始まったことも納得できる。しかし、スズメバチだけでなくネズミまでトラップに捕獲されていたのは、ビックリでした。

posted by スズメバチ博士 at 21:16| Comment(0) | TrackBack(0) | スズメバチの生態 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年05月13日

スズメバチが捕虫器(トラップ)で捕獲され始めました −オオスズメバチ,モンスズメバチを捕虫−

スズメバチ類の発生消長を今年も調査するため,2007年4月29日に福島県郡山市の市街地にスズメバチの捕虫器(トラップ)を設置しました。オオスズメバチの女王蜂1頭とモンスズメバチの女王蜂1頭がトラップで捕虫されたことが本日の調査日に確認されました。これは,2007年の記念すべき最初の捕虫となります2007年5月6日〜13日の1週間で捕虫)。

      郡山市07.5.jpg   

スズメバチのトラップを2007429日に福島県郡山市のカキの木に設置(5月6日撮影) 



最近は、寒暖の差が激しいものの真夏日になる日もあり、スズメバチがいよいよ動き出したようです。オオスズメバチの女王蜂は、いつ見ても脅威的な迫力をもつ大きさです。モンスズメバチの女王蜂がかすんで見えます。中核都市の市街地といえどもオオスズメバチが捕虫される郡山は、まだまだ自然がたくさん残っている証でしょう。

      郡山市年初捕獲07.5.jpg   

トラップに捕虫されたスズメバチと他の昆虫類(福島県郡山市。2007年5月13日調査分)―モンスズメバチの女王蜂(左)とオオスズメバチの女王蜂(右)―

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2007年04月04日

スズメバチの繭から患部を傷つけないフィルム作製

スズメバチは幼虫から蛹になるときにタンパク質から成る糸を吐いて繭を作る。このスズメバチの繭を天然素材として利用しようとする、これまでなかった取り組みの研究成果が、日本経済新聞(200729日)で紹介されている。 

農業生物資源研究所の亀田恒徳主任研究員らの研究チームは、駆除されたキイロスズメバチの巣から繭を採取し、この繭を原料に、糸を構成するたんぱく質を取りだして圧力を加えながら成形。水分を含んだゲル状の半透明フィルムを作製した。また、スズメバチの幼虫が、繭を作るために吐いた糸には、従来のシルクにない特性を有していることを明らかにした。 

このフィルムは、細胞が表面に付着しにくい性質があり、医療用素材への応用が見込めるという。例えば、寝たきりになった高齢者や患者などで起こる「床ずれ」に新型フィルムを張り付けるといった使い方が考えられるという。床ずれが起こると、樹脂シートなどで傷口を保護する必要がある。だが、治った後に、かさぶたができて皮膚とシートがくっつくため、はがすときに再び傷口を開いてしまうことがある。ところが、このシートを使うと傷が治った後、患部を傷つけずに、はがせる可能性があると紹介されている。


昨年、採取・保存しているキイロスズメバチの巣をあらためて観察する。

   キイロスズメの繭が並ぶ巣盤.jpg

    キイロスズメバチの巣盤に並ぶ繭

   キイロスズメの育房室内につくられた繭.jpg       
キイロスズメバチの巣盤の一部を取り出し、育房室内の繭の状況を示す。 
 
スズメバチの繭を天然素材として利用するには、どれだけのスズメバチの巣が必要となるだろうか。 

いろいろな昆虫が吐く糸には、まだまだ知られていない機能を持っている可能性がある。毎年悩まされる我が家の庭先で発生するアメリカシロヒトリの若齢幼虫が吐く糸も、意外な機能を持っているかもしれない。
posted by スズメバチ博士 at 20:39| Comment(0) | TrackBack(0) | スズメバチの生態 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年04月03日

スズメバチの巣から大きな幼虫をくわえた働き蜂が降ってくる謎

秋も深まった頃(20061025日)、お寺(福島県本宮市)の本堂の軒下に造られていた大きなキイロスズメバチの巣を観察していると、そのキイロスズメバチの巣の出入り口から、その真下に向かってキイロスズメバチの働き蜂が等身大まで成長した幼虫をくわえて降ってくるかのように落ちてくる。

    巣‐キイロスズメバチ(10.25).jpg 

キイロスズメバチの大きな巣が軒下に造られていた(福島県本宮市、20061025日)

  

地面に着地したキイロスズメバチの働き蜂は、くわえてきた幼虫を掃除するかのように引きずった後、再び巣に戻っていった。このスズメバチの働き蜂が落ちてきた周辺を見るとスズメバチの大きな幼虫の死骸が多数散乱している。

    巣から幼虫を運ぶキイロ.jpg

キイロスズメバチの飢餓状態で死亡した幼虫を巣下までくわえて運んでいるキイロスズメバチの働き蜂(福島県本宮市、20061025日)



このスズメバチの行動の意味がわからず、謎だった。その謎が解けた。

 

秋になるとスズメバチ雄や新女王蜂の羽化が始まる。スズメバチの新女王蜂は食物を一切取らない越冬に備えて巣内にしばらく滞在し、甘露や樹液などの炭水化物を働き蜂から口移しでもらい、新女王蜂の腹の中で越冬中の大切な栄養分ある脂肪体という栄養組織に変えて蓄えるようになる。

 

そのため、羽化してくるスズメバチの雄や新女王蜂の数が増えるにつれて、スズメバチの働き蜂の給餌の対象は、幼虫から雄成虫や新女王蜂に変わるのである。

その結果、スズメバチの働き蜂の採集する食物は、幼虫の餌となる肉団子などのたんぱく質よりも、新女王蜂の越冬に向けて必要とされる甘露や樹液などの炭水化物が多くなり、幼虫は食物が不足して発育の停止する個体が続出する。

 

スズメバチの世界では、成虫が幼虫に食物を与えるとき、口移しで1頭ずつ与えてゆく。餌をもらったスズメバチの幼虫は栄養価の高い唾液分泌液を口もとに分泌し、スズメバチの成虫がそれをなめるというギブあんどテイクの関係が成り立っている。この分泌物は老熟した幼虫で量が多い。

ところが、スズメバチの雄成虫や新女王蜂は、幼虫から頻繁に栄養価の高い唾液分泌物を一方的に摂取するだけなので、急速に衰弱して死亡する幼虫が多くなる。

 

スズメバチの働き蜂は、こうして死んだスズメバチの幼虫を引き抜いて、巣の外に運び出す。そして、それらの幼虫の死骸が巣の直下に散乱することとなる。

 参考文献:『図説・社会性カリバチの生態と進化』(松浦誠著,北海道大学図書刊行会)
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2007年04月01日

スズメバチの働き蜂も越冬する −ネジレバネという昆虫に寄生された場合−

スズメバチでは、働き蜂や雄蜂は越冬できずに死に絶え、女王蜂だけが越冬します。ところが、ネジレバネという昆虫に寄生された働き蜂は、越冬することが可能なのです。

 

このことを知らずにスズメバチの働き蜂は越冬できないと思い込んでいた私は、2006年6月22日、福島県田村市に設置したトラップで捕獲したコガタスズメバチの大きさが、著しく異なっていることに疑問をもちました(下の写真)。捕獲された大きい方のスズメバチは、コガタスズメバチの女王蜂と迷うことなく判断しました。

 

  田村市の越冬働き蜂、女王蜂(2006年6月22日).jpg  

福島県田村市に設置したトラップで捕獲したコガタスズメバチの働き蜂(左)と女王蜂(右)(2006年6月22日)


  

この時期は、越冬したスズメバチの女王蜂が巣の創設をやっと始まった頃です。小さい方のスズメバチは、コガタスズメバチの働き蜂のようなのですが、創設された巣で最初に成虫まで成長した働き蜂が飛来してトラップで捕獲されるには、明らかに時期が早すぎます。

 

そこで、このコガタスズメバチらしきスズメバチをホームページ「都市のスズメバチ」の管理者をやっておられる名古屋市生活衛生センターの山内博美先生に見ていただきました。

 

先生の鑑定結果は、「ネジレバネに寄生されたコガタスズメバチの働き蜂の越冬個体で5/6腹節の背板にネジレバネ♀の頭部が出ています」ということでした。よくみると、確かにコガタスズメバチの腹部にネジレバネの頭部らしきものが確認できました。

   ネジレバネ寄生越冬コガタ働き蜂(2006年6月22日).jpg   

コガタスズメバチの働き蜂の腹部に寄生するネジレバネの頭部が見えている

  ネジレバネに寄生されたスズメバチの働き蜂は、労働を全くしなくなってしまい、巣の中で静止していることが多くなるそうです。そのせいかは、わかりませんが、冬を越せずに死に絶えてしまうスズメバチの働き蜂の通常の運命がネジレバネに寄生されることで越冬までしてしまう。このようにスズメバチの働き蜂の寿命がネジレバネの寄生によって著しく伸びることに驚きです。

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2007年03月30日

スズメバチの女王蜂、ただいま越冬中

越冬中のスズメバチ女王蜂を福島県郡山市の住宅街に残されている雑木林内の朽ちた伐採木中で発見しました(2007年3月27日)。それらの女王蜂は、コガタスズメバチとキイロスズメバチです。

 

越冬中のスズメバチを、今回の発見まで一度も見たことがなく、探し出す経験がないまま越冬スズメバチの探索にチャレンジです。

 

越冬場所は、スズメバチの種類によって異なるようで、コガタスズメバチやキイロスズメバチは、主に雑木林の朽ち木などで越冬し、モンスズメバチやオオスズメバチは主に土中で越冬するといわれています。

 

そこで、雑木林に入り、朽ちた倒木や伐採木を中心にバールで樹皮をはぎとってゆくことにしました。次々に樹皮を剥いでゆくのですが、なかなか越冬中のスズメバチを見つけることができません。カビが少々生える程の水分を含んでいた朽ちたマツの伐採木の樹皮をはがしたとき、越冬中の女王蜂を発見。その伐採木の樹皮を剥いだ木質部分は、バールをあてると容易にボロボロになるほど朽ちていました。

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  スズメバチ越冬松伐採木.jpg

スズメバチが越冬していた雑木林内の朽ちたマツの伐採木


  松伐採木樹皮直下のスズメバチ.jpg

キイロスズメバチとコガタスズメバチが越冬中(伐採木の樹皮を剥がした状態


木屑で楕円形に囲まれた越冬室の中にスズメバチの女王蜂がおり、樹皮を剥がされて驚いたのか、ゴソゴソと鈍くうごめいていました。越冬中のスズメバチは、完全な休眠状態でテコでも動かないと思っていたので、うごめいたのは意外。

同一の伐採木に10cm程しか離れてない、それぞれの越冬室に1頭づつ、計2頭。これら2頭のスズメバチは、種類が異なりコガタスズメバチとキイロスズメバチの女王蜂でした。越冬場所にスズメバチの種類の違いによる縄張り争いはなさそうです。

1つの越冬室に1頭のスズメバチが越冬するのが普通ですが、多数のコガタスズメバチが集合して1つの越冬室に越冬していたという報告もあります。
 

 越冬中のキイロスズメバチ.jpg

キイロスズメバチの女王蜂が樹皮直下の越冬室で越冬中

  越冬中のコガタスズメバチ.jpg

コガタスズメバチの女王蜂が樹皮直下の越冬室で越冬中

 

秋に羽化したスズメバチの新女王蜂は、巣を離れるまでの間、働き蜂が運んできたアブラムシの甘露などを口移しでもらい、冬を越すための栄養分を脂肪体に変えて腹部に蓄えます。巣を離れたスズメバチの新女王蜂は、他の巣の雄蜂と交尾後、越冬場所に移動し、来春まで食物を一切とらない越冬にはいります。

 

きびしい冬を乗り切ってきたスズメバチの女王蜂を、このたびの探索で越冬中に起こしてしまったようで罪悪感が残ります。今年は、いつもよりも早くサクラが咲くようです。さて、越冬中のスズメバチは、どのような環境条件が整ったときに、春を認識して越冬場所から飛び出してくるのだろうかという疑問が残ります。

posted by スズメバチ博士 at 12:45| Comment(0) | TrackBack(0) | スズメバチの生態 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年11月26日

クロスズメバチだけが捕虫され,スズメバチの大型種が捕虫されません(11月23日)。

クロスズメバチ:3匹が福島県田村市のトラップに捕虫されています(20061116日〜23日の1週間での捕虫実績)。いっしょに捕虫されるハエ,ガやチョウの数も一段と減ってきています。一方,郡山市のトラップには,大型種のスズメバチはもちろんのこと,クロスズメバチの捕虫もありませんでした。

 

クロスズメバチの捕虫も,もうすぐ終焉をむかえそうです。クロスズメバチの低温での活動は,オオスズメバチやキイロスズメバチなど大型スズメバチよりも活発のようです。


   田村市クロスズメバチ.jpg      

トラップに捕虫されたクロスズメバチと他の昆虫類(福島県田村市,20061123日撮影)

posted by スズメバチ博士 at 23:03| Comment(0) | TrackBack(0) | スズメバチの生態 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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